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大塚康生インタビュー アニメーション縦横無尽 (大塚 康生・森 遊机/実業之日本社)
2006 / 07 / 30 ( Sun )
このひとの、功績にただならないものがあるのは百も承知。でも現場離れて、相当経つだろう?

大塚康生インタビュー アニメーション縦横無尽
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ここで繰り返し主張されていること、云ってることを乱暴にでも要約すれば、「東映的なるもの=劇映画・保守本流・動かし屋」の系譜と、「虫プロ的なるもの=TVアニメ・モダン/ナウ・省セル/止め画の系譜」との(個人的な)興亡の記し。
そこでなお、大塚の主張したい点は「アニメは動いてナンボ」ということである。

大塚も、30年も40年も前のことを、よくもまあ(こまっかいトコまで)覚えてるんもんだともおもうし、聞き手のインタビューイに対する距離感も「ファンクラブの会報じゃないんだから…」っていう緊張のなさ、甘さ。

東映劇場長編・大塚シンパとしかおもえないあたり、どうかともおもう(聞き手は森遊机。慮った訊き方がやや癪に障る。あと、個人の呼称くらいチャンと調べて、経歴まで含めて姓名はっきり載せろよ。ネットで調べろってか?)。

要は、テレコムのことが個人的に非常にきになって本書読み始めたんですが、そのまえに「アンチアカデミズム・虫プロ的なるもの」への強烈な反感が伝わりまくっていて、若干バランスを欠いた内容としてしか感じられない。
「出崎統」の名が頻出。実に虫プロイズムなるものの具体的象徴として…。

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とはいえ、宮崎・高畑の両名の片腕として一時代を築いたメーターの思い出話としては面白い。
にしても、辛らつで根に持つタイプというか。気に入らない演出に対するマグマは相当なものが…。
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