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ベルヴィル・ランデブー
2006 / 07 / 24 ( Mon )
ここまでイカれきってたら、最高だ。長編で、この徹底して異質な表現。…粘着質の賜物。

押井守がすきそうな耳の垂れ下がった犬とバアちゃんが、誘拐された(死んだ眼をした)孫を奪還するため立ち上がる…っていう、面白いんだかどうなんだかっていうプロットなんですが(や、当然それだけではないんだけど)、フランス的、などとひと言で片付けるには無礼にも程がある、珍妙が過ぎるニヒリズムとユーモア、そして奇怪なキャラクター達と色使い、音楽。

すべてがこの一作のために捧げられている。で、結果がそれに応えているという驚嘆の一作。

(湯浅政明の快作『MIND GAME マインド・ゲーム』に、風合いはちかい。過剰だけどシンプル、だが底なし沼みたいな深みは本作のほうが上)

未見の方はぜひ。けっして元気の出る作品ではないが(そんなひとが居たら注意したほうがいい)、作画方面だけでなく、このニュアンス含めて単純におもしろく、それでいて呆気にとられるしかない。

(DVD鑑賞)

bellevillerendezvous

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