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JUNKIE XL 『 TODAY 』
2006 / 08 / 05 ( Sat )
普段なら素通りですよ。眼を伏せます。なんだか懐かしさと気恥ずかしさが混じってません?
ケミカルブラザーズとかアンダーワールドとか騒がれて非テクノ寄りの洋楽ファンがエサ箱のあたり漁り始めた…デジロックとか云ってたあの頃(イーボマンとかさあ、いい想い出ないよ)。

まだやってたんだ…となんだか感心するが、それだけでは購入理由にはならない。
NAHTのSEIKI氏が、けっこう前の氏のブログで本作をホメており(畑違いも良いところなのに…とそのときはかんじた)、結果それが引き金で結局は買った。

JUNKIE XL - Today
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で、結論として、わるくはない。

一曲目から、スリリングな導入と共に叙情的ながら芯の入ったメロディーとリズムが絡む10分強の大作。
以降、なんつうか歌心がかんじられるトラックが連発。多彩で飽きることなく、聴ける。
悪口でないけど、あのー、外車のCFで流れる曲みたいに、端整で流麗な、品よいサウンド。

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SEIKI氏の共感は、昨今のオルタナティヴの人たちの垣根の越え方と同種のものではないか。
Tim Kasherなどが参加のこのコンピにしても、あとイースタン吉野氏のソロワークスにしろ、エレクロトニクスへの積極的な関与が感じられ、以前までの否定し合いの果ての断絶(ナニとナニの?)からは隔世の感。

(とくに吉野ソロは、聴けばわかるがすこし前の言葉で云うところの、はっきりと「音響系」ですよ。けど、それは結果的にホメ言葉でないことが、伝わるだろうか…)

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本アルバムの最後にはUNKLEによるシングルカット曲のリミックスが収録。
これが…じつに凡庸で退屈なトラック!と同時に時間の経過を感じる(MO'WAXの2枚組コンピの頃の面影は遠くなりにけり)。

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JUNKIE XLそのものは、2、3年前に隆盛のディスコパンクやエレクトロクラッシュなぞよりも余程真摯であり、経年で成熟した音楽を奏でており、そのあたり、それはそれで、生き残った者の勝ち取った真実なようなきがする。
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