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涼宮春日的憂鬱
2006 / 08 / 20 ( Sun )
流行のタイミングを逸しているきが相当してますが、見ないでいるよりはいい。
つうわけで、サッキいっきに見てみましたよ!

なんでこんなにネット上で騒がれるのかさっぱりわかんなかったんですが、単純にねえ、見ながら「おもしろい」と何度か呟きました(TV版最終話にいたってはおもわず、「すばらしい」と…)。

まず、ベタなんだが画が品良く当たり前にかわいく、崩れもせず、作劇のノリ・歩調もよい。
引き画で適度な距離おいた演出の手堅さが冴えてる。ほんと、京アニってすごいね。

で、学園モノで、こんな連中が周りにいたらさぞ楽しかろうっていう…これっていわば王道。
で、寸止め感が爽やかで嫌味じゃない。「うる星」みたいじゃない?
(10年以上前の某作品以降、バカな作り手の寸止めが横行。そして大概失敗作ばかり)

***

えらいなーとおもったのは、登場人物が適度に軽い。重くない。
この手のTV作品にありがちなトラウマ持ちが居ない点が意外な盲点というか、秀逸なところ。

…とかいいながら、最終2話はハルヒの虎馬がトリガーになる話だが、普通すぎる自分に嫌気が差して「世界が色褪せてみえる」から、以後奇行に及ぶ行動を無意識に取る、というあたらしいキャラクター像を提供。
これって「子供の頃の王子様の記憶を頼りに、結果自分が王子様になる」という、『少女革命ウテナ』の心地よい突拍子の無さにちかい発想、なきがする。

(や、ここ5年はTVアニメ全くフォローしてないんで、こういうライトテイストは昨今のTVアニメではあたりまえなのか、それすらわからない。ともかく90年代のおしまいまでは、「トラウマ持ちじゃなきゃキャラクターにあらず」的気まずさが深夜アニメに充満してた。それが嫌で嫌で。ほんと、おもわせぶりで安い過去がないと人物の幅と厚みがつくれないとでも云いたげな作品ばかりだったよ…)

***

で、見つつですねえ、おもろいんだよね。
キョン以外のハルヒ含めた周囲全員が電波カモ?っていう疑念も含めて、それはそれで愉しい。
TV版の並びで全話ダーっとみたんですけど、最終話見るまでは、その構成含めて、ポストエヴァというより、ポストフリクリつうかんじがしたな。

フリクリ」に近しい、踏襲しているかんじするのは、その沸点の低さ。対象への引き具合。
逆にポストつうか、ネクストなかんじは先に述べたトラウマのなさ加減ね。
そんなものなくてもちゃんと面白くなる、そういう技術面含めた突き抜けが伺える。

(えーと、喧嘩売るわけではないけど、逆にポストエヴァとかいってるひとは…非常におめでたいというか、アニメに過剰な期待をしているか、逆によほどアニメ見ていないか、そんなとこではないか。お客さん気分で漫然と娯楽を搾取しに来た連中みたいにもおもえる…って結果これも暴言か)

***

技術面でいうと、画の崩れがないのと同時に、異常すぎるレイアウトが連発しててびっくりする(とくに「孤島症候群」や「サムデイ イン ザ レイン」など)。
レイアウトそのものはトリッキーなだけで、ほとんど成功しているとは云い難いけど、演出上、細田守的切り替えしが多用されており、それなりの効果あげてる。

ええと最後に。ソースの画質はVHS3倍RECの下、YOUTUBEの上ってかんじでちたね…。

(DVD鑑賞)

haruhi
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