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争議あり - 脚本家・荒井晴彦全映画論集 ( 荒井晴彦著/青土社 )
2006 / 10 / 01 ( Sun )
毎週毎週休みのたびに日のひかりが弱まる夕刻が恨めしくなる。結局きょうもなにもしなかった。
もう何週間前から床屋に行こうと考えてたのか。水曜の会議資料も例によって全く手つかず。
きがつけば、こんなブ厚いホン読んでるんだもの(さすがに、ぜんぶは目通してないが)。

全身脚本家・荒井晴彦の、カネなしシゴトなし争議あり、そんなある種の人生芸をこれでもかと堪能できる、本文のみならずイキオイつければ容易く人も殺せそうな一冊である。

要約すれば、軽薄な同業者への侮蔑とあけすけ過ぎる無遠慮な批判と言いがかりとそして、余りある愛を、夜な夜な新宿行って「ブラ」や『映画芸術』誌上や編集後記や自作で噴出させたモンの、特濃エキス。
『映芸』の次号を出すカネがない…などブツブツと行が埋められてくサマの無心ぶりは中原昌也のソレと同じく、ある種の芸域に達してはいる。なんつうか…「まだやってんのかよ!」とおもうけど、ここまでブ厚い本に纏まると空恐ろしい。

あと『映芸』といえばつねに誰かの追悼が載っているが、基本的に登場するのはお友達関係。
本書にも当然ページ割かれているが、荒井本人の文章のみの採録なので、妙に浮くね。
bk-1のポイントが貯まってなきゃ買えない高い本なのだが、読む前からきっと本書の1/3は死者へ悼みで占められているだろう…と勝手に判断していたので拍子が抜けた。

脚本家として、どうなのか。正直『映芸』の名(迷)物編集長としかみてないからな。
やわらかい生活』観逃したから、偉そうなこと云えないけど(あ、『ヴァイブレータ』は面白かったけどね。V撮りじゃなきゃもっと良かった…)

争議あり
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争議あり―脚本家荒井晴彦全映画論集
争議あり―脚本家荒井晴彦全映画論集 忍者大好きいななさむ書房【2009/05/25 17:36】
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