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手紙 (2006)
2006 / 11 / 19 ( Sun )
先月の『映画秘宝』に尾崎一男の署名記事があり、本作をけっこう持ち上げていた様子(まー単なる有りがちな泣かせじゃないよ、熊井啓みたいなかんじだよ、と)だったので、ホンマカイナとおもいつつ出かけた。

手紙


結論としては、冤罪モノじゃなかった!

いまの日本映画って何故こんなにも筋の通らないトッ散らかった(よく云えば複雑な)人物描写をするのかな…などと、そんな想いに浸りながら鑑賞しましたよ(兄貴のほうが服役するという点でも、弟の心理描写が蛇行する点でも『ゆれる』を想起)。
物語そのものもね、方々で泥濘で靴のなかが濡れてしまうようなかんじ(伝わりますかね?)

原作(東野圭吾。読んだことは無い)からしてそうなのかもしれないが、ふつうこの手の展開なら、杉浦直樹が登場したらあとは10分くらいでまとめるべきだろ?

***

この一貫しない主人公(山田孝之)にもイラつく。主人公以外は一貫してるんだよ。
兄貴も、遺族も、ストーカーめいた行動でゾッとさせてくれる沢尻エリカも。

***

まあいいや。では、単におもったことを以下箇条書きしておしまい。

 ◆天津甘栗と検閲印制度がこの世になければ成立しない凄いハナシ
 ◆V撮りの追憶シーンがちょううざい。下手したら本編のほうも?
 ◆吹石一恵がマジでかわいい。つか、沢尻とは比較にならない
 ◆吹石さんとなら直ぐにでも結婚したい(おれが)。主人公は本当に愚か
 ◆沢尻の関西弁は意味があったのか。娘に対しては標準語って…。
 ◆ケーズデンキ人事部の処置は適切。不愉快におもう方もいるだろうがこれが現実
 ◆そういう意味で、この映画(原作)に覆われている差別のムードは正解
 ◆製作側の倫理観を示す上で、防波堤として機能する杉浦直樹の云わんとする事は大変正しい
 ◆だが、そこで話が終わらない点で、倉庫内でのあのシーンは丸ごと要らない
 ◆吹越満と兄貴役の玉山鉄二はたいへんよかった
 ◆小田和正の荘厳さで救われたかとおもったら…各地で暴動が起きているのでは?

(18日、フォーラム5にて)
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