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サンキュー・スモーキング
2006 / 11 / 24 ( Fri )
タバコは吸わないのだが、愛煙派の「吸う権利」は護られてしかるべきとはおもう。
だけど、副流煙は嫌いだね。人がまだメシ喰ってるのにタバコふかすヤツとか。

サンキュー・スモーキング


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タバコ利権を守るためのロビイスト/PRマンが主人公。
まあ各社タバコ会社の子飼いの機関に属している、(禁煙派からすれば)汚れ役。
で、禁煙派と愛煙派との諍いが主に描かれるんだが、そこに家庭問題が絡んだり、政治が絡んだり、恋愛やら経済やら司法やマスコミひっくるめたドタバタが始まるという寸法。

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そこそこ面白い。予告にあったような、面白おかしいテンポよい編集とBGMで語り口はスムース。
タバコのもつ保守的なイメージではなく、マイケル・ムーアのノリというか、リベラルかつ過激なノリで進んでゆく。
一昔前にあったエロサイトのポップアップの如きリズムは、情報の洪水とともにドキュメンタリーのとっつきにくさを格段に下げたが、仮にも劇映画の体裁をとている本作の場合はどうだろうか?

結果としてはじつに笑わせるが、フックつけた出来事であっても軽くいなされて展開する。
重い話題や出来事が、それなりに重く機能しないのは、多少、不健全ではなかろうか。
たとえば…ロバート・デュヴァルの処理の仕方とか(納棺に列席するアーロン・エッカートの感情は、こちらになにも伝わらない)。

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あとねえ、みんな大好きウィリアム・H・メイシーが出てきてんのに、さっぱり魅力が発揮されてない。
異常に弁の立つ、こわいメイシーが、たまには…なぁ。観たいじゃないか。
なんでエッカート如きジャリにノされなきゃならないのか。あれじゃいつものメイシーだっつの!

重いトコはウェイトつけて尺も取ってそれなりに…とおもうんだが、主人公が瀕死の目に遭おうがわりとそのへん緩急つけずに進めてしまう。テンポがよい(=尺が短い)のは大変結構なんだが、どうも釈然としない(でも、つられて笑ってしまうが)。

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あと一部で話題だったトムクル(宗教の人)の嫁サン(ケイティ・ホームズ)の、ベッドシーンがあるって触れ込みで見に行ったのに、なにあれ!あんなんじゃ詐欺だ詐欺!だ、だ、だまされた!
あんな枕取材があるか!ばか!
映画と感動だけでなく、エロスまでも盗まれてたよ谷村美月ちゃん!!!!繋ぎもヘンだったし!

(23日、フォーラム2にて。男の客がみな妙にヤニ臭かったのはきのせいか)
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