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さんさん録・1 ( こうの史代/双葉社 )
2007 / 01 / 29 ( Mon )
正直いって『DMC』のおもしろさが、おれにはさっぱり解らない。
それなら『もやしもん』とか、『ひまわりっ!~健一レジェンド~』とかのほうがおもろくない?
(すでに『もやしもん』、大ブレイクちゅうでしょ?と云われればその通りなんだが…)

笑えるか、笑えないかって、そんなに重要なんだろうか…いや、ひょっとしたらあの雑誌の掲載群のなかではおもしろい、とかいう評価のされ方なのだろうか(…それはない)。

さんさん録・1


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『夕凪の街 桜の国』で知られるこうの史代の本作、日常を淡々と、でもユーモアたっぷりに描いた作品。
…などと書くといきなり退屈そうだな。でも心配ご無用。ものすごくスリリング!

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主人公は妻に先立たれ男やもめの参さん。勧めもあって息子夫婦の一家に厄介になるのだが、そんな折、亡き妻の残した家事ノートを偶然発見、読む。新たな家庭の中で「主夫」としての居場所を見つけていく…。という筋立て。

往時のTBSのドラマじゃないんです!向田邦子とか久世光彦ノリではない。
別に特段、枯れているわけではない。や、そこらの漫画より相当枯れてるか。
たしかに多少は「孤独」や「老い」といったエッセンスもあることはあるが、ここでゾクゾクするような感覚が味わえるのは、仙川さんという女性の存在。

第1巻では、参さんと仙川さんとのファーストコンタクトが見所のひとつ。
以後、登場人物が俄然立っていくのだが、『漫画アクション』をリアルタイムで読んでたとき、参さんと仙川さんとの関係がじわじわ深まってくかんじが見事だった。
大判見開きの処理とその落とし方が最高で、おれなんか、なんどコンビニで身悶えたか…(…買えよ)。

個人的には、2006年の最重要漫画だとおもうんだけどなあ。えと、連載そのものは終了。
ここから、怒涛の第2巻(完結)へと…
あ、映画化の暁には、高畑勲&ジブリ希望!。佐藤順一でも可(実写だと安田真奈あたり?)。
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