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『 NEON GENESIS NEON GENESIS EVANGELION MUSIC&REMIX DVD ツインパック <初回限定生産>』
2007 / 01 / 11 ( Thu )
「最悪だとしか言えない」
「酷すぎて途中で観るのをやめました」
「怒りが頂点に達しました」
「編集した奴はエヴァに対する愛のかけらも無い人間です」
「詐欺です」
「そこらへんのMADの方がよっぽどイイ」

じゃあお前はそこらへんのMADでも見てろ。タダだしな。満足か?

NEON GENESIS EVANGELION MUSIC&REMIX DVD ツインパック <初回限定生産>

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AMAZONの素人くさいレヴューに騙されるな。

とはいえ、おれも年末AMAZONで半額になってなきゃ買ってなかったがね。
だが、たしかに『REMIX』見ながらおもったのは、エヴァ本編放送直後から劇場版までの間、即売会などで散々売られていたMADのノリだった(買ってたクチ)。

***

いくらおれでも事前鑑賞でこの盛り上がり具合ですよ…。
どんなにマズイのかとおもって覚悟していたのだが…実際悪くないのだ!

「“残酷な天使のテーゼ”狂用音型決戦兵器 mix」は、小気味よくオリジナルを冒涜しつつ(重要)、きっちり快楽へと結び付ける。足腰の弱いリズムは問題だが、ギターソロのあたりからこの軟調ぶりに酔える。

実にいい!と興奮の2曲目、「Enter the Angels」。
これも愛ある冒涜ぶりが好感。COLDCUTというよりはHEXのDVD『ヘクススタティック』、ないしはファンクストラングのDVD『アイソレーテッド』を想起。レイヤーの積み重なりがイイ…とおもいきや、いきなり本編の映像がダラで品なく入る。酔い醒める。それはイカンだろ…サウンドに画をガチで合わせてるつくりなのか、テンション下がる。
とはいえ、中盤以降のSOUND ONLYネタとそのコンソールLEDのネタ使い、センスのよさはかんじる。

3曲目、「The Professionals」。このトラックに限らず、これ見よがしな台詞のサンプルを、なんの衒いもなく引用してるので(このあたり、真面目な人の逆鱗に触れるのだろう…)、基本的に割と安易なゆるいブレイクビーツがバックトラックとなる。もっと云えばオールドスクーラーなHIPHOPをも冒涜してるっつうか。
前半はアスカ、後半は綾波。前半は、まあ愛はかんじなかったが、後半の綾波への偏重ぶりがきにかかる。なかなかアツい変態の仕事。

無条件降伏曲「魂のルフラン」のバックトラックを完全に差し替えし、抜けのないデジロック風(古い…実際聴けばわかるが今どきではない)のサウンドに仕上げた4曲目。
正四面体が緩やかに演舞する(そして各面ごとに本編が映る)という、なかなか質が高い映像。
けれど先に挙げたように、音のほうがヌケが無さ過ぎる。ヴォーカルトラックとのマッチングにはげしい違和感。歌謡曲に硬いリズムをあえてのっけるような意地の悪さ。

最後の曲「The One」。劇場版で使用の実写映像に沿うためか、はたまた実写で綾波の痛みを表現せんとしたのか。舐めてかかるとすくわれる、妙にエロチックな映像。オリジナルから遠く離れた「肉体」を用いながらも、でも全力で再現しようという試みは頼もしい。
だがモデルのオンナノコの肌に粟粒が立ってるのはいかがなものかと。

***

かように、見応えはある。じゃあ、もう一枚の『MUSIC DVD』のほうは…?

こっちは…もう神憑りの映像集。

NEON GENESIS EVANGELION 01 TEST-TYPE』でも魅せた摩砂雪の変態編集仕事が存分に楽しめます。
フリッカーが過ぎる映像にはここ5年くらい正直食傷ぎみだったのだが、これ見て復活した。

そんくらいイカれてる。

映像に快楽を求めない向きには不向き。まあ10年以上も経ってて溺愛するのも異常かと。
両方とも、ヘタに見ると悪酔いするよ。

(DVD鑑賞)
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