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無花果の顔 (2006)
2007 / 02 / 09 ( Fri )
桃井かおり監督作品。桃井かおりは好きなので、なんとはなしに観にいったのだが…。
とある一家の、ある時期の人間模様を描いた作品。お父さん…石倉三郎、お母さん…桃井、娘…山田花子、弟…HIROYUKI(このひとだけ分からない)が家族の構成。

ひとことで云えば、感覚つうか感性だけでつくっちゃった一本。や、ひどいといえばひどい。
美術や衣装、キャメラや編集それらすべて、なんつうか元祖不思議ちゃん桃井の本領発揮。
凡百のガーリームーヴィーなぞ裸足で逃げ出す美的センスが炸裂してます。

んで、泣かせに入るのが自然な筋立てなのに係わらず、非常にファンタジックかつ乾いた展開。
父親に対する偏執的な感情が垣間見えるのと同時に、見事に全編母性がかんじられない(石倉と桃井のやり取りは良かったが)。

そういう、他人と違うこと、異化作用で自身を変幻させてショービズの世界をサヴァイヴしてきた桃井の一貫した姿勢は伝わる。だが、感性だけで映画は成立しないのだと、結果として突きつけてしまっている作品。

無花果の顔

(ミューズ1にて)
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