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Time,tide and trouble wait for no man.
2006 / 03 / 04 ( Sat )
一向にToDoリストが減らない。むしろ、いっこ減る間によっつは増えてる。この調子で日々莫大な数の仕事が増え続けている。


***


さっさと増員して体制たて直さないと、今度はこっちがおかしくなる(いや、なっている)。求人するための広告代理店に何度FAXしても届かない。痺れ切らして電話しても出ない。きょうは土曜日。


基本的に仕事は嫌いだし要領も悪いし厭きっぽいし消化できないまま、こうして無駄な時間ばかりが過ぎていく。きがつけば、こんな時間。
翳りゆく景色。


酒とかオンナとかギャンブルとか…何らか逃げ道があれば、まだ、マシな人生というか、その場は凌げる様におもえる。
けれどどれも余り興味がないのなら。なら、それじゃあ、どうしようか。


***


あのひとは、どうするのだろう。


無精ひげを生やし、薄汚い格好で現れたかれは、どんなことを考えながら帰路に着いたのか。家庭は去年の春頃すでに壊れていたハズだ。子供ふたりはまだ小学校にも行っていない。サラ金からは優に300以上つまんでいる(一分おきに携帯が鳴る)。ウチの薄給では利息支払ったら4人分の生活費など残らない。実家は焼失し、新築したばかり。かれの営業車のなかから、ウチらが実家宛に包んだ火事見舞いのノシ袋が出てきた。身元保証を父親か実兄から貰わねばならない。


伸びたひげ、灰色のパーカー、生気のない眼。


かれには、この世が、崩壊する音が間違いなく聞こえている。
もしくは無音の世界にいるハズだ。


***


きのう面接した47歳の男。


地元の同業者なら誰でも知っている会社名が並ぶ職務経歴書の、その最後に書かれた「廃業」の二文字。会社を興して、畳むことがキッチリできれば廃業だ。訊けば負債が4500万。は?え?立派な債務者じゃないか。履歴書に虚偽がある、そういうひとだった。奥さんも求職中、中学生くらいの子供がふたり。10年近く住宅ローンも残っている。


一連の瓦解のさまを経験したかれは、次のフェイズに移っている。
偽りの経歴携え、家族のメシの種を得ようと焦りながら飛び回る。


だれか、かれに、伝えてはくれまいか。いまの現実を。


***


現実。


けっして浮かんではこない。おれもあんたも覗き見ることはできない。
水面下はおわらないダンス・ホール。
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