鉄人28号 白昼の残月 (2006)
2007 / 06 / 10 ( Sun ) 観ていて本当に困ったんだけど、でもまぎれもなく、今川泰宏の映画(横山光輝作品である前に)。
相変わらず父子の物語で、これに加え、受け取れなかったバトン/掛け違ったボタンともいうべきもうひとつの父子関係も交差する(亡父の遺産を次の世代がもてあましつつ、大災厄が起こるといういつもの筋)。…いくら知名度の有る原作とはいえ、こんな深みの有る物語を95分で済ませようというのが土台無理というハナシ。 TV版はみてないので知らないが(スタッフはスライドしている模様)、あたりまえに考えればクライマックスは28号と大鉄人のタッグで内海賢二のロボ軍団に立ち向かう…!っつう展開だろと。あまりにも廃墟弾強すぎ。 とはいえ、一切を濁流で呑み込むが如きクライマックスへ突き進むさまは今川節炸裂だった。 ここで、なんとか画の不具合(キャラデはなかむらたかしと石川晋吾。作監に櫻井邦彦。制作はパルムスタジオ…このへんはTV踏襲だそうで)と画にマッチしない劇伴の不味さはとりあえずは雲散した。 (タイミング的に伊福部昭リスペクトなのは判るが、ただでさえ地味なルックと展開に、この音だとちょっと弱いのではないか…なにも天野正道&ワルシャワ・フィルに頼めといってる訳ではないが) えーと、声優陣で気を吐いてたのは若本規夫だけだったなあ…単に自由すぎるだけか。 ![]() (9日、フォーラム1にて) |
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