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シネマの記憶喪失 ( 阿部和重・中原昌也/文藝春秋 )
2007 / 06 / 13 ( Wed )
芥川賞受賞作家と三島賞受賞作家による、新作映画についての対談集(与太話。連載は文學界)。

はっきりいって、阿部和重に関してはほとんど興味が無い(なんで映画化されないのかな?)。
こちらは中原昌也が絡んでるから買ったのに、肝心の中原の一言一言がサッパリおもしろくない。
おそらく、普通の表現に相当書き直されている。駄洒落とか呪詛とか、そういうのが読みたいだけのに(評論面についても、まあ、それなりに関心ない訳ではないが)。

装飾をとった中原の映画評は、それはそれで一貫しており興味深いかもしれないが、こうなるとさほど価値が(おれには)あるとはおもえない…。
また、阿部は阿部で、じつに懇切丁寧に映画そのものを解体して説明しており、それはそれで便利というか、わりとオーソドックスな見方だな…などとかんじた。

参考までに、本文中で日本のアニメ映画監督として名が挙がったのは押井守のみ。作品名で挙がったのは、『新世紀エヴァンゲリオン(庵野秀明)』、『もののけ姫(宮崎駿)』の2作品…。
ということで、例によって中原は押井に痛烈な批判を浴びせています(たしかに、きもちは判る)。

あ、装丁は最高ですんで、それだけでも書店でお確かめあれ。きっと買いたくなります。

シネマの記憶喪失


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