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アップルシード アルファ (2014)
2015 / 02 / 06 ( Fri )
シロマサ永遠のドル箱たるアップルシードの、ある意味スピンアウト的前日譚(なのか?まさか原作あんのか?)。告白すれば、初っ端の荒牧版CGIアップルシードはおれふつうに感銘受けて、ふつうに限定BOXのDVD買う程度にはすきでした。でも、前作『エクスマキナ』はイマイチ・・・というか相当にダメだった。本作でさらに激フォトリアル方面に舵を切ったことで、それってどうなの?って素直に。だって、日本はある意味FFでそれ失敗したわけでしょう。わかりやすく絵空事、絵解きっていうアニメの持ち味活かしてたゼメキスも、もうアニメはつくってないし・・・どちらかというといまやアンディ・サーキスほかモーキャプ方面での一手段・道具としての進化、なのだろう。だいたい、いまどきブリアレオスのデザインとかちょっとどうかとおもうし(原作漫画読んでた当時でもう既にそうおもってた)、そもそも今回デュナンのツラが可愛くないし、いったいどうなのよ!?っておもう。そんな、やや消極的なきもちで観にいった。そしたら良い意味で裏切られて、爽快な内容になってたよ!世界観の基本線は崩さず、もうとことんシンプルな構成で見事な活劇になってた(主人公含めた登場人物の集団が4つくらいくっついたり離れたり、そしてラスト多脚砲台を決死の覚悟で倒す・・・ベタな王道展開)。画的にはグラセフとか、もっかTVゲームが追求しているリアルさとデフォルメ具合の中庸のセンを追っており、それって後退なんじゃないか?と一瞬だけ。だって最初はテクスチャやマチエール、ライティングばかり追って観てた。あと、ヘアモーションねー。実写実景をおり混ぜたのか、よくわかりませんが妙にリアルな背景で全要素がはっきりくっきりしそうなところ、絶妙にピンを外して空気感あふれるルックになっている。・・・そもそも人間っぽい見た目のひとが4人位しか出てこないし、それぞれが美形すぎるんで共感得られない。だが!それよりも!双角のほうが画的にすごいです。玄田哲章だったしね!

アップルシード アルファ(2014)

(1月31日、MOVIX仙台シアター9)
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ニンフォマニアック Vol.2 (2013)
2015 / 02 / 06 ( Fri )
やはり立て続けで観ておいてよかった。VOL.1より段ちがいにおもしろい(なお、学長は帰っちゃった模様)。ユマ・サーマンが出てるから、なんて安易さからではないけれど、『キル・ビル』同様やたら後半になったら妙にシリアスな具合で、ユーモアは後退し(でも、サービス精神、露悪趣味は旺盛)、でもでも回想が若い女(ステイシー・マーティン)からようやくシャルロットにバトンタッチ。ババアじゃねーか!でも濡れ場が100倍エロくなった!最高!つか、女はいつからあんな団子みたいなB地区になるんだよ!コリコリしてて中間がないよ!でもんまー、しまくりやりまくりだったら仕方がないかー!

例によって好奇心丸出しのガキが親不在の真夜中にベビーベッド這い出たりと、お約束のカオス・レインズ展開を経ながら(だいたい「様子を見てみよう、木曜日に来て」ってどんな歯医者だよ)、童貞のステランに云われる。「よくわからん。燃えた車はなんなんだ?」。そしてトーキング・ヘッズの名曲が自動再生。与えられたものより多くを求めた女、シャルロット。"fill all my holes, please." こんなパンチライン頻出。なんか、ここまでくると『嫌われ松子』みたいじゃんね。シャルロットの行動原理がいよいよわからなくなる。セクシャリティの排除といわれましても・・・正直最後まで理解できないしするきも起きない(なぜあんな百物語みたいなエピで、初老の魔道士たるステラン発情すんの!?)。アタマとオシリが見事一致して暗闇に音だけが響きわたる。わっかりやすい一貫性。中古のベンツなんかじゃなく、できればバーニン・ダウン・ザ・ハウスしてほしかったなーとだけ。

ニンフォマニアック

(5日、フォーラム山形シアター1)
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ニンフォマニアック Vol.1 (2013)
2015 / 02 / 06 ( Fri )
まずはおれの左前の席に根岸吉太郎学長がお座りになっており、ロマンポルノの泰斗とおなじ空間で本作を鑑賞できることに大いなる感興を覚えたのであった。真っ暗な画面に、雨音、撥ね返る残響音、がしばらく鳴り響き、路地で女が倒れてる・・・冒頭。章立てで、稀代の色情狂で独特なモラルの持ち主・シャルロット・ゲンズブールと、性欲皆無・本の虫のステラン・スカルスガルドとの会話、応酬から浮かび上がる。なまいきシャルロットの壮絶すぎる&面白すぎる過去を開陳する前後編・の前編。ヤリマンでも太公望でも、その因果はおなじ(瞬間、猛烈にテレキャノに近接)、などというかなりどうでもいい話しを延々と。でもクソユーモア、猛毒なギャグが横溢してて、基本的に本作は実存コメディ。『アンチクライスト』『メランコリア』といった作品と比して、これまでのトリアーよりネクスト感あふれる異常さをかんじる。クソコメディぶりを助長しているのが、TVバラエティ的補足や記録映像の多用・乱用。どうもすべてを画で説明しすぎで、文字どおりセリフもそうだが饒舌すぎるきらいがある。たとえば、「愛に取りつかれた世の中と戦っていた」女子軍団のくだりなど、笑えるのかどうか、笑うにしろ本当にソレおもしろいのかな?って訝しくもなる(たとえば黒沢清『ドレミファ娘の血は騒ぐ』やら一時期の園子温みたいな、いまにしてみれば耐えがたい空気)。でもまーMr.Hの章は純粋におもしろかったなー。ユマ・サーマンのむやみな力演が光ってた・・・あーあとラムシュタイン、やっぱ格好いいね。さてさて、続きを観ようか、帰ってしまうか、迷う終わり方だよね(正直、根岸学長もおれも舟こいでた)。

ニンフォマニアック


(5日、フォーラム山形シアター1)
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天才スピヴェット (2013) ※3D字幕上映
2015 / 01 / 24 ( Sat )
3Dだからとか、ジャン=ピエール・ジュネだからとか、さらにはフランス人映画監督が撮る現代アメリカ、それも西部から東部へ大陸横断するロードムービーだからとか、そういうの抜きにして、ジュネっぽいかわいらしい作品。モチーフが3Dに向いている、という訳でもないし、そもそもぜんぜんその必要性のないシーンもふんだんにある。たぶんにジュブナイルふう、子ども向けの要素アリアリで、なんでかスコセッシも3Dになるとそうなるよね。んまあ、それはそれとして、主人公のT.Sの、かわいらしさと度が過ぎる天才ぶりと、彼が旅の途上出会う人々とのふれあいだとかが見所だろうが、根底にあるのはピースの欠けた家族が再生する物語。そうした側面を下支えするのはヘレナ・ボナム=カーターで、昆虫学者で牧場の主婦で三児の母(ラストではさらにさらに・・・)、なんつうこれまでのキャリア総決算的な奇妙な役柄をえらく自然に演じており(TVショウに登場したときミスアメリカが云々、なんてシーンは某後藤さんのご母堂を想起)、やっぱティム・バートンなんかと長年連れ添ってた女じゃなきゃ、こんな変則が過ぎるフランス人監督の映画で主軸になる演技できないよな~と感心した。T.Sの姉貴グレース役の子(ニーアム・ウィルソン)、クロエ・モレッツそっくりだったなあ・・。

スピヴェット

(1月24日、フォーラム山形シアター4)
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ショート・ターム (2013)
2015 / 01 / 24 ( Sat )
端的に云って(同時に、端的に云い切れない要素が終盤まで延々)"恵まれない子どもたち"を短期収容する施設「ショート・ターム12」を舞台に、様様な事情抱えながらそこに住むキッズ、そして(これまた)様様な事情抱えながら施設で働くケアマネの女性ほか生活指導のスタッフ、それも皆若者たち(彼らもまた、大人というには若すぎる)のノンストップ群像劇。デスティン・ダニエル・クレットンっていう俊英が撮ったらしー。おもしろいのが、収容されている側、収容している側(この"収容"って表現が適切かどうか)・・・どちらも、んまあおなじ位"子ども"なので、情況なり抱えてるものが煮詰まって、瀬戸際に立たされている。監獄というのは云いすぎかもだけど、でもホワイトベース的情況にあって、大人がいない世界ってのはなかなかおもしろい。なにか類例があるかなーと、あまりおもい浮かばない。キワキワなハード現場・・・キャスリン・ビグローの映画をなんとなく想起。強さと脆さが見事共存してる主人公のネーチャン、いいなあ・・・ニコール・キッドマン系の別嬪さん(ブリー・ラーソンってひと。『21ジャンプストリート』や『ドン・ジョン』にも出てたらしいがおもい出せない)。家捜しして見つかるクサ、談判破裂して暴力の出る幕。ラリー・クラークほど渇いちゃいないが、入ってる側も、入れてる側も、全般的に熱中時代と化す。

「僕たちなら大丈夫だ」。

希望あふれるゼクシィ系展開を瞬間期待するが、でもそんなに現実は甘くはない。だとしても・・・ラストの飛翔感、高揚感。そのままポスタービジュアルにつながるかんじ、苦いままでおわらない。ひじょうに満足しました。

ショート・ターム(2013)

(1月24日、フォーラム山形シアター3)
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愛犬とごちそう (2014) ※2D上映
2015 / 01 / 18 ( Sun )
愛犬とごちそう

『ベイマックス』の併映短編。だが、ベイマよかむしろこっちのほうが数倍グッときた!・・・ちとオーバーかもしれんが、食いしん坊でグルメで肉食系の愛犬ウィンストン君の、その堂々たる食べっぷりの背景で起こる日々、ライフの色合い変化と、喰うだけじゃない圧巻の活躍を、ファストすぎる展開で一気呵成に見せきる!バタバタ目まぐるしいだけで、たとえば初期ピクサーの併映短編にあった実験性や抽象性はここにはなく、ただ、ベタでありふれた「いい話し」なだけ。だけど、それでいいのではないか。たった6分間の魔法。真っ当すぎてなけてしまう、これでよいのだとおもわされる佳作。

ベイマックス(2014)

(1月18日、ムービーオンやまがたシアター3)
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ベイマックス (2014) ※2D日本語吹替版
2015 / 01 / 18 ( Sun )
ディズニーにしてはバトル描写が過剰すぎるきがするし(んま、アナ雪ラプンツェルも、度がすぎるスペクタクルやほぼ交戦状態と云ってよい描写があったが、能動的に戦闘に傾斜するわけではなかった筈。あ、シュガーラッシュは未見です)、アメコミにしてはバトルに至るまで過剰な説明心理描写が延々と述べられ結果冗長・・・なのはわかるが、個人的には、後半のお定まりのアメコミ展開よりも(かなりちかしい、人格者がウィランだったという・・・次回作は娘がチームに復讐?チームに合流?亜空間にのこったベイマ2.0が片腕改造されてダークベイマックスに?)、前半部のヒロと米魔とのこころの通わせ具合のほうがグッときてた。とまれ、復讐に燃える中二14歳っていう、何をいまさら感漂わせながら、目的遂行のためチームも(瞬間)裏切れる後ろ暗さ、やさぐれぶりは買える。あとはさ、ベイマックスの優しさキュートさや、豊満ボディもかなりよかったが、登場人物でよかったのはスキンシップずきでキッサーのハニー・レモンちゃん♪ああいうオタサーの姫的クソアマ(ホメ言葉)なのに滅法よわいのであった・・・。きっと独りで観てたら、ワンワンないちゃうとおもうが(一発目アジト潜入時、ガラス割りながらの脱出とかで既にワンワン)、お連れちゃんいたからな~。あ、その彼女曰く、『素敵な相棒』っていう映画になんか似てるみたいですよ?まあ、それもおれ未見なんすが・・・。

ベイマックス(2014)

(1月18日、ムービーオンやまがたシアター3)
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シン・シティ 復讐の女神 (2014)
2015 / 01 / 11 ( Sun )
一作目はあまり感心していなかったが、以降折りに触れロドリゲスの映画ほどよく感化され続けてきていたので(調教)、受け入れの素地は十分できていた。それに、当時に比べアメコミ実写化が格段に増えたし、アメコミ独特のつくり(章立てで消化)も理解できていたし。というか、ロドリゲス映画を観慣れていると、ある種の到達点というか、過去作は本作へ至るまでのトライアルだったのでは?とおもう節がある。2005年の前作の時点で技法はほぼ完成されていた筈だが、ザック・スナイダーなんかと比べてもこの画は魅力的・・・技法の完成度の高さに唸る。ストーリーは、まああってもなくてもな話し。ロドリゲスが好んで繰り返す、暴力渦巻く街、強い女どもや復讐劇が、これでもかと描かれる。登場人物の誰しもが抜き差しならない事情を抱えていて、誰しもが窓ガラスから飛び降りたり、窓ガラスや鏡を見れば割ってみたり、切断面から練乳をビュービューと噴出したりする。あとはまあ、ジェシカ・アルバ最高ね。エヴァ・グリーンはこういう担いばっかだよねーえらい。

シン・シティ 復讐の女神(2014)

(1月11日、MOVIX仙台シアター10)
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96時間/レクイエム (2014)
2015 / 01 / 10 ( Sat )
観終えてみれば、んまそのとおりな邦題ではある(96時間の意味はすでに彼方だが。あ、ご存知のとおり原題は"TAKEN3")。導入はまだ、中年の危機迎えた元夫婦元鞘問題と娘(マギー・グレイス。大人になったな~)のプレグナント、などというひじょうにアダルトムードでスタート(でもテンポつんのめってる)、以後すべて結果論的ネタバレになってしまうが、とにかく本作はファムケ・ヤンセンのクソがつくほど最悪な男運のなさ、正体不明の最強仕事人から借金まみれの極悪武器商人に乗り換える、両極にも程があるファムケの止め処ない愛の彷徨ぶり(は一切描かれないが)が問題。これに尽きる。ファムケのだめんずぶりが極悪なだけの映画。真ん中でけっこう大変なことになってるカーアクションが入るのだが(リーアム・ニーソンが後部座席からパトカー運転して高速逆走)、このシーンになったとたんサウンドレベルが下がって、妙におとなしくなってしまう。劇場の設定がそうなのかわからないが、そもそもカーアクションもベッソン自身がやりこみすぎたせいで、既視感バリバリの自家中毒に陥っており・・・とまあ、迫力減でさー。本作であらたに投入された新ネタは黒鶴瓶ことフォレスト・ウィテカー!このひと相変わらずみょうにタメをつくる演技で、思わせぶりが過ぎるかんじ。というか、本作で悩ましいのは再婚相手の極悪ぶりでも、スナツペズでも、使えない黒鶴瓶の部下でも、一作目で貫通前の女子だったキムが中出しされてしまう時の流れの残酷さでもない。それ以上に問題なのは、娘にようやく再度焦点が絞られたとき、やっとこ岡田あーみん先生世界観に舞い戻るという主題の欠落ぶり。でなきゃ、『96時間』じゃないだろ!続編は大泉逸郎が挿入歌を歌うような、いっそ孫心配性世界に到達するのではないか。そもそもこんなのハッピーエンドじゃないじゃない!安易にコロさないあたり続編への色気とともに、殲滅や殺傷ではカタが付けられない昨今の国家間の諍いなどを反映させた今風の風潮を狙ったのか。あとさ、とにかくファムケがやばい!に尽きるんよ。だいたいファムケってなんだかんだ毎回死んでない?そういう仕事多くない?・・・『X-MEN』でもそうだったし。

96時間/レクイエム(2014)

(1月10日、MOVIX仙台シアター9)
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LUCY/ルーシー (2014)
2014 / 10 / 31 ( Fri )
導入の、ちょっとアタマの足りてないセイガク役のスカジョってのは、まあ無理がある。フランス人娯楽職人ベッソン監督が、韓流黒社会ものを、スカジョで撮ってみるか的興味本位な導入部で、そこに強烈なエッセンスとしてチェ・ミンシク先輩が必要にして十分な要件満たすコリアンマフィアのボス役で登場(なんつか往時のゲイリー・オールドマンな役回り)。ひょんな事から(それでも相当強引な流れで)、スカジョが変化し始める・・『バーチャル・ウォーズ』ミーツ時折どうぶつ奇想天外!みたいなショットが挿入されながら、激烈に中二な発想をILM謹製の圧倒的なヴィジュアルで紡ぎきる。結果としてDR.マンハッタンライクな超越的存在となるスカジョなのだが、後半につれ妙に説教くさく、ニューエイジに目覚めていくかのよう。目まぐるしさと共に、これ本当に90分できれいに畳めるのかな・・・?などと心配になる。まあ、想像はるかに超えてトンデモだし、冷静にバカ映画と云いきってよいとおもう。「おれもノーランっぽいの撮りたいし」 「ネットは広大系っつか、おれも攻殻機動隊インスパイアしたいし」 「スタイリッシュなノアールものの先鞭つけてきた自負あるし」etc.などといった仄暗い映像派ゆえの欲望が見え隠れする怪作となっている(草薙素子役にオファーって出来すぎでしょ)。特筆すべきはカーチェイス?で、一歩抜きんでた次元。というのも、自動運転時代を見越したちょうセーフティかつ身震いするよなカーアクションとなっているのだ。

LUCY/ルーシー(2014)

(12日、ムービーオンやまがたシアター8)
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー (2014) ※3D吹替
2014 / 10 / 31 ( Fri )
もう、やられた。大泣き&大感動させられた。のっけの10ccで、アイムノットインラヴ・・・ジェームズ・ガンにもうやられた。もう負けた。基本的には、スキルフルなタレントの持ち主だが孤独でスネに傷持つノケモノ同士が、敵対し合いながら奇跡的な出来事経てかけがえのない仲間になっていく、すっげえイイ話し。とくに、キラキラした目の連中ばっかりで、時折見せるジェームズ・ガン的なブラックさと、相当なピュアハート丸出しの連中が、必死でがんばりまくる壮大なスペオペといってよいだろう。というか、もうね、あまり説明しきれない。涙腺がギリギリ決壊しそうな瞬間が適宜並べられ、中盤以降は勘所にすべて嵌まって都度泣いていた。偉大な英雄ケヴィン・ベーコン『フットルース』!ガモーラ萌え!「出会って5秒で殺しあい」!・・・クイールってのは犬じゃあない。でもこれは負け犬の唄。それでもやるしかない。ガモーラが云う。「私たちはケヴィン・ベーコンね」。ううう(号泣)。大泣きできるから即イイ映画じゃないが、でも泣けもしない映画に心を傾けたりはチョットできないだろう。主人公のひとよくしらんけど、吹替はやまちゃんがやってて、ちょっとマンネリズムあるけど、なるほどビバップっぽい名調子などもあったりで、素直によかった。あと、ゾーイ・サルダナだなあ最高だわ・・・。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014)

(12日、ムービーオンやまがたシアター5)
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ケープタウン (2013)
2014 / 10 / 31 ( Fri )
初っ端で古タイヤ巻かれて火達磨で燃えさかる父親を、なにもできず絶叫しながら見つめる幼少期の自分が不意にアタマよぎるズールー刑事(フォレスト・ウィテカー!『ファーナス』と好対照な仕事ぶり。実質的な主役)、別れた女房と思春期真っ盛りの息子との関係に悩むメスたらし刑事(オーランド・ブルーム)、子育てに悩みながら病気患う妻をきづかう内勤刑事・・・それぞれの、ちょっと盛りだくさんな事情や背景はそれはそれとして、正面衝突のように植物園での若い女の謎の殴打死体の発見・・・と、現在進行形の事件が裏腹に交差する。女たらしのクズ刑事にオーランド・ブルームは脱イケメンなかんじ、はぐれ刑事純情派な虐殺生きのこり警部にウィテカー、かつ鶴瓶師匠なかんじ。一見、三人の対照的なコップ(三人目は素性よくわからん)らの織りなす物語だなと。ついでに過去のアパルトヘイトその他の事情が現在まで地続きなのは理解した・・・とおもってたところ、いきなり海岸での突発的衝動、ヤリすぎ!な超暴力。切り落とされる手首、ナイフ突き立てられる耳、掻っ切られる喉笛・・・その直後差し挟まれるモダンな銃撃描写。こっから一気にドライヴがかかる。まさにリアル『第9地区』な展開に(コワい国のトレンドがここ10年で大きく変化したようなきがします・・・というか単純に増加している)。筋は危険ドラッグ扱うチンピラどもの話しから、観てるこちらが不安になる位けっこう大規模な巨悪にまで繋がってしまう。途中挿話される"尻を撫でまわし続けた男"的な、ウィテカーの過去にまつわる悲しい性や直後の壁ドン(きを紛らわせにいく掘っ立て小屋の主は安藤サクラ似だった)、殉職刑事と入れ替わるようにチーム入りしたジャネットさんの、都合よさすら心地よい出来る子ぶりにもハラハラ。それぞれのバックボーンがテンコ盛りの癖してまとめかたが雑。下処理せずに全部乗っけたような具合だが、こっちの文句も雲散する悲惨な出来事のつるべ打ち(シャレ)で、観てる側としてはぐうの音も出ない。そうこうしてバラ撒いてた南アだとか、ズールー族といった種が見事花開くとんでもない結末に、なんというか、満足しかない。汚らしいオーランド・ブルームけっこう好感なんだが、さらに上回るのは生真面目さと衝動の破裂ぶりが半端ない、デンゼル・ワシントンなど目じゃないウィテカー警部!メロメロです。

ケープタウン(2013)

(25日、フォーラム東根シアター4)
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ファーナス/訣別の朝 (2013)
2014 / 10 / 31 ( Fri )
そろそろ閉鎖の兆しにある片田舎の鉄工所町を舞台に、ローカルでアーシーな安っすい(まあ、定番化している)クライムものを撮らせたらこうなりました・・・マンマな範疇というか、若手(スコット・クーパー)に任せてスコット・フリーで撮らせたらこうなったっぽい一本。わるくはないが、まあ範疇。わりと一本気でマジメな鉄工所勤務の兄貴(クリスチャン・ベイル)と、ふわふわしてるマトモな職歴はイラクに派兵4回という弟君(ケイシー・アフレック。問題児役が板についてる)との関係が、次第に齟齬をおこしていく前半部。いくつかの原因やきっかけはあったはずだが、べつにすべてが理由には無いはずで、どうしてこうなったんだろう、誰がなにを間違えたんだろう・・・というふり返り様の無い筋を追う。結論からいうと、ウディ・ハレルソン率いる山の民の、得体の知れなさが最大級の問題なのだが、それ以上にズシっときたのは、ほとんど不可避&言い訳のしようの無い事由で手持ちのすべてを失い、NTRで、意味不明なまま弟も失うベイルの右往左往ぶり。ストーカー一歩手前で(根がイイひとだから通報もされない・・・)元カノ(ゾーイ・サルダナ!ガモーラ!)の周囲をうろつき、鉄橋の上ですべて熟知の上で吐露したら、元カノの云ったセリフは、バカな男の想像を遥か超える事実を告げるのであった(充分作劇上の想像がつく内容だが)。やーもう、このシーン相当なけた。誰でもない、自分を責めるほか無い。裏目、裏目。あまりに常識から遊離したベアナックルの世界と、条理からかけ離れたルール無用ぶり・・・いっそサム・シェパードにスナイプしてもらえばサッサとカタがつくなーとおもったんだけど。途中をバッサリ省くが、ラストの表情はやり遂げた男の顔でしょ。ああいう形でしか結末迎えられないのは仕方が無いことだとおもう。ヘタしたら賛美ではないけど、一定の暴力肯定を促している。危ういが、おもうのはアレはありだろ。誤解招いても仕方が無いが、暴力でしか解消できず裁けない怒りや罪は確実にある。鹿を仕留めるように弾こめ引金を引くしかない。なお、アヴァンのドライブイン・シアターでかかってたのは北村龍平『ミッドナイト・ミートトレイン』!そら悪趣味すぎるもんで山の民ハレルソン吐くわ。舐められた反動でホットドッグの中身でクソアマの咥内弄りたくはなるわ。

ファーナス/訣別の朝(2013)

(25日、フォーラム東根シアター8)
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チョコレートドーナツ (2012)
2014 / 10 / 04 ( Sat )
いつ、どこで観たのか失念してるのでメモ程度で(8月の後半だったかフォーラムだったかムビオンだったか)。そんな見た目きれいでもない、トウの立ったゲイカップルが(アラン・カミングとギャレット・ディラハント・・・いわゆる、オジサンとオジサン)、ひょんなことからダウン症の男の子マルコを養育していく、その過程で発生する様々な障壁。立ち向かう三人の家族(オジサンとオジサンと少年)っていう変則+変則な、最終盤まではアットホーム人情悲喜劇(原題は"Any Day Now")。マルコの母親は別として、弁護士の同僚や特別プログラムを施してくれる教育機関のセンセなど、おっさんばっか搭載のドラマ渦中にあって、女子関係は(こちらも若干トウ立ってるが)きゃわわ充実してる。いま流行りの壁ドン要素やデモテープの行方など、気がかり要素が多々あるものの、基本的には愛をかけて戦う二人のおっさんの活躍に手に汗握るし、ラストは、せつなすぎる。痛切(冒頭までつながるせつなさ)。そして、アラカミがスターク社長(ダウニーjr.)に似てるなーとだけ。

チョコレートドーナツ

(8月15日、ムービーオンやまがたシアター6)
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